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直営工事をお手伝いする

■設計監理という仕事には、前回の「設計監理を依頼する」の冒頭に触れてあるような建築主の全権的代理人として、デザイン、技術、予算を含めた種々の条件に沿って、目的に向かういわゆるプロジェクトのリーダーとしてのイメージが強いのではないでしょうか。

ところが、こんな場面もありました、それは直営工事のお手伝いをするケースです。

ここで直営工事というのは、建築主自らが専門業者(基礎工事、木工事、屋根工事など)個々に対して元請業者を介することなく、直接発注契約する工事形態をいいます。

例えば、建築主ご自身が建築関連のお仕事をお持ちの場合、あるいは過去にそんなご経験をお持ちで大まかな知識がある場合です。

さらに自宅は自分の力で作ってみたいという考え方をお持ちの場合もありました。

オープンシステム(正確には多少の差異はあります)というネーミングでこれをシステム化してコマーシャルしているグループもありますが、実は少なくとも地元揖斐川町ではかなり以前より直営の工事形態は存在していましたし、そのお手伝いもしてきました。

建築主ご自身がそんな方針をお持ちで、ある程度建築の知識をお持ちである、あるいは積極的に勉強したいということは、実は設計者にとってお手伝いできる願ってもない条件でもあるのです。

なぜならば、設計者の一定の考え方を理解していただけることがはっきりしており、共同作業者としての距離感が掴めているため、車の両輪のように話し合いの中からプロジェクトを進めることが出来るからです。

設計監理者の広い現場経験を生かして、設計はもちろん、専門業者の見積収集から契約、工事の管理や設計の監理も、まさに建築主さんとの二人三脚で(今はコラボレートといいます)行うことが出来ます。

だからこそ意外と面白い建物が作れるという側面も持っています。

時間は掛かるかもしれませんが、何よりも予算を納得済みで押さえてゆく事ができます。


投稿日:2007年01月18日

投稿者 arhiro : 2007年01月18日 15:21

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