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気になる予算のお話

■理想の住まいが作りたいけれど気になる工事費が予算に納まりそうかという大命題。

そればっかり気にしていては理想の住まいの計画が萎縮してしまう。
住まい作りは現在ある資産を最大限生かして新しい人生への希望を繋ぐ家族の一大イベントでもあります。

設計者としていろいろな形で脇で立ち合わせていただいていると、一緒になってワクワクハラハラと嬉しくて苦しい時間を共有させていただくことになります。

だからこそ住まい作り、否「住まい創り」、金銭的な価値として計れない設計者としての醍醐味なのでしょう。

「ドリームハウス」にするためにどれだけ思いを膨らませても避けては通過できない現実と一度は対決しなければなりません。

ダイレクトな言い方で恐縮ですが世の中に存在する(特に着工棟数を競う)ハウスビルダーさんたちは、建築主の夢を踏みにじるがごとく売り上げに固執します。

建築主がどれだけ拝んで泣きついてもポーカーフェイスで、特に競合相手がいない場合は鬼になってしまいます。

このことを絶対に忘れないのが良い家を創る上で大切なポイントであることを強調したいものです。

なにも人間不信になりなさいということではなくて、脇で設計者として立ち合わせていただくとそんな印象を覚えるのは当然のことなのです。

建築主さんにとっては家族の一大イベントであっても、ビルダーさんにとっては年間にこなせばならないノルマのうちの一軒でしかないのは事実なのです。

そんな現実が存在していることを前提に気になる予算を詰めてゆくことを忘れないでください。

もっと言えば、ある意味当たり前であるかのようなどこかで許せない恋人と接するような気持ちを持つことが夢膨らむ「家創り」を冷静な気持ちで進めてゆくコツのひとつなのです。


投稿日:2007年04月06日

投稿者 arhiro : 2007年04月06日 17:16

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