若い世帯の平屋。高窓を設けています。外壁は庇を伸ばした部分の南面には窯業系サイディング。そのほかは雨にも強いガルバリウム鋼板です。北側から見た外観。外壁はガルバリウム鋼板。南北に飛び出した高窓が棟を対象に飛び出しています。屋根がガルバリウム鋼板の立平葺きです。雨漏りの心配の少なく、軽いので地震にも強い工法です。設備機器を北側に配置してます。できるだけ配管長さによる熱ロスの少ない配置にしました。玄関は引き戸。右に見えるのは郵便受け。隣接する親族の家と連絡する勝手口。小庇がついてます。玄関は天井をシナ合板の目透かし貼りで仕上げました。玄関には下駄箱と収納を設けてます。奥の居間とは引込戸で仕切ることができます。LDKは居間部分の天井を斜めにし、高窓を設けることで領域を区別しています。正面奥はトイレ。その手前にあるスケルトンの飾り棚はトイレの出入りに対する目線を和らげる目的があります。トイレは外部からの視線を遮り、且つ明かりをと入りれるため天井一杯の高窓にしました。ワンルームのLDKでは、居間からキッチンの手元の部分が目につかないようにキッチンカウンターを高めにしています。対面キッチンの奥の窓はレンジフードを動かすときに空気の取り入れ口になります。気密性の高い建物では検討する必要があると思います。断熱材は現場で発砲するので隅々の隙間を埋めて気密性が高く、室内の温度が逃げにくくなります。キッチンの反対側に半透明アクリル板の引き戸のついた収納。施主様のアイデアです。寝室は自然換気しやすいよう部屋の対角線上に窓を設けました。寝室から、居間・納戸へつながる扉。 扉はすべて引き戸を採用しています。10帖の子供部屋。将来は2つに分割する予定です。大人一人寝られる広さのロフトを設けました。キッチンに隣接する家事室は勝手口を兼ねています。土間を広めにとってあるので濡れたものでも取り敢えず放り込めます。洗面のサッシは明かり取りのためと割り切って高窓にしました。